日記

日記

2019.9.27 晴れ

前に使っていたiphoneをラジオがわりにしようと久しぶりに起動させた。今のスマホとさわり心地が違うので少しTwitterを見て投稿しようとするとカメラロールに残った前の家の写真が見えた。食卓にワインとつまみ(トマト、じゃがいも、ウインナー?)と高架下で摘んだ花が活けられた一輪挿しが乗っていてそこに西日が射していた。二年前に確かにそういう日があった、全然覚えていないが、私はこういうものを写真に撮る。カメラロールを遡ると熊野の最後の日々と東京の最初の日々が残っていた。その時のことを覚えているような写真は少ないがどれもなんとなく覚えているような、そういう生活があったことは確かだった…確かだったというのは、エピソードとして残らない膨大な時間も記憶を構成している、というのは当たり前なんだけどそれを確認した気がする。

2019.6.8 曇り

前日、昼からいいちこを飲んで夕方くらいに寝落ちして深夜の手前で起きて猫たちに夕食を出してから眠れなくてぼんやりと起きていたら今日だった。動きの鈍くなるタイムラインを見て眠れなくても仕方がない。なんとなくさみしい気分だ。人に会いたいような気がするけど人に会う元気はない。つかれている。感情が妙に尖っていて目にはいる情報がほとんどしんどい。猫が横で寝ていてぷーぐー寝言を言っている。かわいい。しかししんどい。自分が自分の望みのままに振る舞うと悪人になるしそうなったら罰せられるべきだと思っていること自体が間違ってるんじゃないかって考えてる。望みのままに振る舞って罰せられないとは思えないのはなんでなんだ。自由でいるとか好きなことをするというのがなんの屈折もなしにできるようになるのはいつになるのか、いつになったら自然なふるまいができるのか、自分は何をしたいのか、全部わからん。人と一緒にいて安心したい。社会的に女性であることに対する違和感から同姓に対して連帯意識みたいなものが持てないし男性になりたいわけでもない。人間に性別がなければよかったのに。女性にも男性にもなりたくない。なにがしかの役割に分類されたくない。しかしどの役割も拒否することでどの共同体にも所属できない。カテゴライズできないものは世界から弾き出されてしまう。役割とか責任とかが嫌いだ。全部拒否して生きていければいいのに、そこまでの強さはないから中途半端なまま。誰とも長期で一緒にいられない。いろんなルールがあってしんどい。自分の中の規範と欲望がいつも対立していて罪悪感が消えない。罪悪感を消さなければならない。どんどんしんどい気分になる。眠ってしまいたい。眠れないなら考えるのをやめたい。スマホを消して目を閉じる。猫を撫でる。猫は気持ち良さそうにしていて少し安心する。いつの間にか寝ていて7時前に起きる。猫が毛玉を吐いていた。猫たちに朝食を出す。前のとは少し違うサイエンスダイエットは食い付きがよかった。コーヒーを飲む。昨日は風呂に入らなかったな。Twitterを見る。猫のトイレを掃除する。猫たちは朝食後の二度寝をしている。曇っていて少し寒い。パソコンを立ち上げる。なにもやることがない。こういう時間を日記に書くのは難しい。ぼーっとしていたということなんだけど、そういう風じゃない書き方で書けないだろうか。radikoゴンチチが出ている番組を聞く。二杯目のコーヒーを飲む。体も頭もうまく活動していない感じ。友人から借りた本をつまむように読む。集中できない。貝殻の図鑑を見る。米にキムチと生卵とマヨネーズをのせてぐるぐるにかき混ぜて食べる。こういう食べ物が好きだ。集中できない読書とインターネットを交互に繰り返す。気がついたら時間がたっている。昨日買ったズッキーニと茄子を煮浸しにする。残りの茄子とズッキーニを焼いて、トマトと大葉をサラダにして昼食にする。読書とインターネットに戻る。しばらくすると炭水化物が食べたくなってトマトとシーチキンとチーズのスパゲッティーを作って食べる。ツイキャスを流す。少しだけ読書に集中できる。猫と一緒にベッドに横になる。集中が切れて漫画を読む。アタゴオルアタゴオルのみんなは毎日一緒に遊んだり旅に出たりして楽しそうでうらやましい。ごろごろしながらスマホを見ていると猫が腹の上に乗ってきて肉を揉むので頭を撫でる。満足そうに腹の上で香箱を組む。温かい。もう夕方だ。アパートのどこかで掃除機をかけている。部屋が埃っぽいので私も掃除機をかけた。猫たちは嫌がってそれぞれの場所に避難した。18時半過ぎに猫たちに夕食を出す。缶詰めとちゅーるの夕食にしてから猫たちの喜び方が違う。とても嬉しそうだ。自分の夕食に煮浸しとトマトサラダと鶏肉を食べる。煮浸しが薄味過ぎて水浸しの野菜を食べているようだ。久しぶりにまずいものを作ってしまった。タッパーに残っているぶんに出汁を割らずに追加する。明日なんとかなっていたらいい。ダメだったら味噌汁かなんかに加工する。

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2019.5.25~26 晴れ

前日、妙に早い時間にうっかり眠ってしまい0時過ぎに起きた。37歳になった。生まれてから38年目が開始された。特に何の感慨も沸かないままツイッターを見る。35歳は自分の中でかなり盛り上がったし36歳は恋人と恐山に行っていたので記念日だな~という感じだったが37歳はものすごく平常運転だ。昨年末に恋人とは別れ年始には同居を解消し、いつもの一人と猫三匹に戻った。ものすごく普通。自然すぎる。無理がない。いつも通りの日々。いつも通りのさみしさ、いつも通りのストレスのなさ。一人の家に一人で帰って猫に出迎えられたり見送られたりしてほぼ予定調和で想定通りの日々が過ぎていく。そういうのが嫌になって人と暮らしていたんだったな~と一年ちょっとの同居期間を振り返る。自分のこだわりの強さと狭量さと繊細さなんかを甘く見ていた。人と同じ空間にずっと居続けることができない。この世のどこかにずっと一緒にいて問題ない、むしろ一人でいるよりいいと思える人がいる可能性はあると思っているがその人を見つけられるかどうかは別の問題だ。でもまだ人のいる家に帰ってみたいなと思うことがある。こういうことをベッドでごろごろしながら考えてるくらいなら飲みに行ってナンパするか出会い系アプリにでも登録すればいいのにかったるい人間だな、と思って歯を磨く。2時も近くなるとタイムラインが動かなくなる。みんな寝ているか、起きていても文章を打ち込まなくなるんだろう。夜中のタイムラインが落ち着くと言っていた人がいた、少しわかる。2時半ごろに眠った。6時半ごろに起きる。すでに十分明るい。猫が私の眼ざめに気が付いて朝食をねだる。すこしごろごろしてから起きる。猫たちに朝食を出す。少し前からもとが金のスプーンに飽きてしまったのでドライフードをサイエンスダイエットに変更した。食いつきは普通。最近気温が夏のようで(最高気温30度)全員食が細くなっている。もう一度ベッドに寝転んで少しの間ボーっとする。顔を洗って寝癖を直してベランダでコーヒーを飲む。すでに暑い。昼夜の気温差が激しい。日中が暑すぎる。昨日からベランダに日よけをつけた。南の島に家を持って猫と一緒に暮らしたいと言い続けて何年たったのか。気温だけ南の島に近づいている。全然うれしくない。ツイッターで誕生日を祝ってもらう。ありがたいことだと思う。これからどうしようか、これからどうしようかの意味が擦り切れるくらいこれからどうしようかと思ってきた。具体的なことは急に決まる。決められるときが来たらすぐに決まる。今はそういう時じゃないんだろう。何かを決めるときはいろいろ切り捨てなければいけないからそれに向けての推進力を貯めている、ストレスだ。9時前にカレーを食べる。味が上手く決まらなかった。中辛のルーに生姜と山椒とかで味を調整したほうが好きな味になりそう。さらざんまいの7話を見る。秘密が漏洩するのがわかっていながらカパゾンビに立ち向かっていくのはすごいなー、でもちょっとバカ…と思う。音楽を流しながら5年前に沖縄から持って帰った漂着物を開封する。人生で一番きれいな場所にいて一番さみしかったことを思い出す。ひたすら砂浜や岸壁を歩いて何かきれいなものを探さずにはいられなかった。本当は自分の話が通じる人間が欲しかった。それがどこに居たって手に入らないのは人にあふれた東京でも同じことで、東京にはあのとき歩き回った海もない。でも人が多いとこの中の誰は話が通じるんじゃないかと思えていい。見えなくても存在していると思えればいつか見つけられるかもしれない。話しが通じる人間っていう言い方はものすごく遠回りな言い方で自分が必要な人間の一部の要素でしかないし本当にどんな人を探しているのかは自分にもよく分からない。見たらそうだと分かるだろうし、違うのも分かる。多分、そういう思い込みと曖昧にぶれる存在だから言語化できない。って言ってどんどん自分の欲求をごまかしていく。部屋が暑い。服を着ているのもしんどい。ランニングとパンツだけでベッドに寝転ぶ。しばらくごろごろしたりインターネットを見て13時過ぎにカレーを食べる。米の量を見誤って異様にたくさん食べた。満腹で横になる、暑い。扇風機を組み立てる。猫が部屋に転々と転がっている。いつの間にか寝ていた。眠ってしまったわけではないけど意識がぼんやりとして夢のようなものを考え続けていた。気がついたら頭がだるい。部屋が暑い。急に暑くなったから体がついていかないみたいだ。少し気持ちが悪い。出掛ける予定を一時間ほど遅らせることにする。氷枕を出して首筋を冷やしながら横になる。クーラーをつけたくないがそんなことを言っている場合ではない気温だ。携帯とモバイルバッテリーを充電しておく。モバイルバッテリーがうまく充電できなくて焦る。結局出掛けたのは二時間後だった。外に出ると家の中よりも涼しい。昼夜の気温差が激しい。夜のことを考えて靴下と長袖の上着を持って出た。中央線で新宿まで行く、そこから地下鉄の大江戸線に乗りかえて六本木に行くつもりが都庁前止まりの電車に乗ってしまう。一旦降りて六本木に行く電車に乗るともう一度新宿を通って六本木まで行けた。大江戸線は地下深い。ミッドタウン内で迷う。なんとか友人との待ち合わせ場所にたどり着く。もう一人の友人を待ちつつ移動。ビールを買う。六本木ヒルズに行く途中で落書きしていい光る柱があったので落書きをする。アートナイトなのでアートがちらほらある。でかくて赤いビニールのボールがあるので押してみる。その向かいのベンチで酒を飲みながら遅れてくる友人を待つ。今回のアートナイトは前回よりも地味らしい。確かに学祭っぽいダサさがある。それはそれとして夜中に町中をうろつくのは面白い。もう一人の友人が到着して、オオタファインアーツを見てから夕食を食べることにする。オオタファインアーツでかわいいTシャツを買って、近くの居酒屋で夕食。餃子、アサリの酒蒸し、キムチ、牛スジ煮込み、川海老のからあげ、だし巻き、あとは忘れてしまった。ビールの中瓶を一本飲む。六本木ヒルズに戻って野外の作品を見る。眠い。庭園の芝生に寝転ぶ。芝生は湿っているが柔らかくてそこそこ気持ちいい。しばらくうとうとする。眠ってしまうわけにもいかず、じっとしてると寒いし服も湿ってきたので起き上がってミッドタウンに戻ってみるが特に見るものがなく、見るものがないことを味わう。とにかく眠い。アートを見てる場合じゃない覚醒レベルになっている。スタバでコーヒーを飲みながらしゃべる。夜はまだまだ長い。コーヒーのおかげで目が覚める。シャキッとしたので森美術館六本木クロッシングを見に行く。誕生日なので入館料を奢ってもらう。うれしい。深夜に美術館に入るのは非日常感が強い。しかも、酒を飲んだあとだ。26日の2時過ぎ。さすがに美術館の展示は面白い。いろいろ話ながら作品を見る。通常営業の時間よりも自由に見れた気がする。しかし暗い場所の展示は眠くなる。4時過ぎくらいに展望室に行こうとしたらすでに日が出ていて朝だ!!もやのかかった東京の朝を見下ろす。東京タワーと海と青山墓地とずっと向こうにスカイツリーが見えた。5時過ぎぐらいまで美術館でうろうろしてクラシックの生演奏を聞きに地上に降りる。生演奏でラジオ体操をする。音がきれいで体はドロッとしていて面白い。三人で牛丼屋に行って朝定食を食べる。ボーッとしていて券売機の使い方が理解できないが卵かけとろろご飯と味噌汁を注文。味噌汁がうまい。温かいものが腹にはいるとほっとする。満腹感と眠気で最高にボーッとしながら帰路につく。楽しかった。帰って猫に朝食を出してシャワーを浴びたかどうか覚えてないけどとにかくベッドに倒れた。

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2019.5.4 晴れ

寝たような寝なかったような感じで朝6時くらい、首が痛い。夜行バスのリクライニングを倒しても旅行用の枕をしても首がぐらぐらするから治りかけの首と肩にダメージが蓄積されている。大幅に遅れると言われていたバスの運行は順調だったらしく定刻より早く新宿に到着。ぐったりした体を引きずって中央線に乗る。しんどい、早く家に帰りたい。猫たちに会いたい。

ただいま猫。

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2019.5.3 晴れ

わりと早く起きたと思う。ぼんやりと何時に出ようか迷う。ジョルダンで時刻表を検索して12時ごろに信楽につくように行動することにした。9時半ごろにゲストハウスを出て三条の方に歩く。朝なのでまだ人は少ないがそれでもちらほら歩いている。三条のローソンで玉子サンドと唐揚げくんとコーヒー牛乳を買う。河原に座って食べる。二つ目の玉子サンドを食べている途中でトンビが玉子サンドをさらおうとして叩き落とされる。落ちた玉子サンドを拾って川に投げるとトンビが空中でキャッチして飛んでいった。食べ物があると気がついた他のトンビとカラスが集まってくる。もう唐揚げくんしかない。周囲に気を配りながら唐揚げくんを食べきる。もう食べ物はないので安心だ。カラスが少し離れたところでこっちを見ている。カラスはかわいい。トンビにパンを盗られるのは三回目だ。和歌山の駅と葉山の海と鴨川の河原。10時半の電車に乗る。人が多い。信楽高原鐵道も見たことがないくらい人が乗っていた。信楽駅に着く。とりあえず駅前の陶器市で作業所の陶器を買う。陶器市に来たら毎回買っている小さい生き物たち。作っている人は毎年同じらしい。作風が少しずつ変わってきている。犬などは作りなれてきた感じがある。それともアドバイスがあるのだろうか。今回は狸っぽいやつとカタツムリを買う。暑い。陶芸の森まで歩く。こっちは作家市をやっている。ほどよい広さで見やすい。芝生でご飯を食べたりぼんやりしている人がいてうらやましい。買う買わないに関わらず陶器を見るのは楽しい。いろんな作風があり流行りのようなものもある。Twitterで知った作家さんのブースを見る。やはり写真ではわからないことが実際に見てさわるとわかる。たいそうなことではないけど、重さとか厚みとか表面のさわり心地とか。鈍い金色に光る皿を買う。強そうでいい。緑色のものを乗せるときれいだろう。他のブースで黄色の湯飲みのようなお猪口のようなものを買う。釉薬なんだろうか、鉱物みたいな模様がきれいだった。しかし、暑い。だんだん疲れてきた。14時前に引き上げる。帰りの電車も満員。とにかく疲れる。空腹でもある。京都に着く時間が15時過ぎるので昼御飯の選択が限られる。ラーメンを食べることにして電車のなかで調べる。昔働いていた名曲喫茶の裏のラーメン屋に行く。変な時間なのに少し並ぶ。ラーメンはおいしかった。空腹だったからかもしれないけど。特にすることもないので銭湯にいく。市役所の方まで歩く。お金が心もとないので少し下ろす。銭湯でタオルを借りて風呂にはいる。お湯だけで頭を洗っていたら隣にいたおばあさんがシャンプーを分けてくれた。こじんまりしているがなかなかいい風呂。清潔感がある。古くて手入れのいいものが好きだ。安心する。風呂からでて鴨川まで歩く。三条のローソンでオリオンビールを買って河原に座って飲む。洗った髪に風が気持ちいい。髪が短いと乾かさなくても不快じゃなくて楽。しばらくいると寒くなってきた。上着を祖母宅に忘れてきたので何か買うことにする。三条のユニクロとBALの無印に行ったが欲しいものがない。しばらくうろうろして諦める。BALの中に妙にしゃらくさいスタバがあった。三条のメアリでインドのタオルみたいなものを買う。これを巻いていることにする。もう、特にやることもない。夕飯に名前のないラーメン屋に行こうとしたら長蛇の列でめんどくさくなり王将でスタミナ定食みたいなものを食べる。もう外は暗い。京都駅まで歩く。川沿いは三条四条のあたりは人がいるけど五条に近づくと人気がなくなる。写真を撮りながらぶらぶら歩く。たまに暗がりに人が寝ていて驚く。五条で河原から上がって人のいない道を選んで歩く。建物の間から京都タワーが生えているのを目指してあるく。近づくと見えなくなる。京都駅の大階段でぼんやりと座る。天空の広場にも登ってみたが特におもしろいものはない。ベンチをもっと増やして欲しい。大階段にしばらくいると寒くなってきたので。駅の地下に入る。ベンチでインターネットをうろうろする。疲れた。眠い。22時半過ぎにバス停へ向かう。アセロラジュースを買う。23時半高速バスで東京へ。渋滞で遅れが予測されるらしい。とにかく眠りたい。

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2019.5.2 晴れ

暑い日だった。早朝に神戸着で喫茶店のモーニングにも早く早朝からやっている神戸駅マクドナルドに行った。バスで長田へ。祖母宅で漫画を選別する。昔参加していたサークルの会報や同人イベントのパンフレット、そこで買った同人誌等をどうするか決められなかった。漫画を選んでいるうちに頭がいたくなる。全部好きで買って私の人生に楽しい時間を与えてくれたものなのでそこから選別するのは本当に疲れる。量も多い。何回も全部捨てたい気持ちになり、何回もそれを否定する。とりあえず四箱の漫画と沖縄で拾ったものを一箱東京に送る。二時間程度の作業でものすごくつかれた。判断はものすごくエネルギーを使う。長田を出て三ノ宮のクスムでインドカレーを食べる。黙って座ると勝手に出てくるタイプ。楽でいい。チャパティのおかわりを持ってきてくれたが食べると動けなくなるから遠慮した。阪急で京都へ。八坂神社の下あたりのゲストハウスにチェックイン。15時半過ぎ。とりあえず横になる。しんどい。服を脱いで横になると楽。16時半前まで休んで宿を出る。17時に三条のみよしへ。京都は暑い。というか今日が暑い。夏だ。人が多い。ゴールデンウィークだから、分かりきってる。ゴールデンウィークに京都に行くやつはアホって思ってたのにアホをやってる。人の少ない道を探してもこの時間のこっちの方向に向かう道にそんなところはない。時間通りにみよしに着いたら友人がすでにいた。友人の前にも三組くらい開店待ちがいる。カウンターでお通しの塩麹が乗ったヤッコ、ホタルイカのしゃぶしゃぶ、刺身三種盛り、しめさば、鯨ユッケ、生中、瓶ビール。次は市役所の近くのカヌレでビール。私は終始せちがらい話をしていた。こういうハッピーでも何でもない話を聞いてくれる友人がいてよかった。次会うときはもっと浮わついた話ができるように生活を変えていきたい。友人にいつ沖縄に引っ越すのかと言われて、本当にいつになるんだろうなと思う。いつとか言ってる場合じゃないしすぐ引っ越せばいいだけなのかもしれないが、踏ん切りがつかない。主に金銭、次に猫、次にまだ東京に居たい気もする。21時頃に解散。柳湯で風呂を済ませて宿まで帰る。夜の京都は人がいなくて楽しい。一人ではしゃぐ。鴨川に街灯や店の明かりが映ってきれいだ。なぜかフレスコで惣菜とかの写真を撮っていた。水とコーヒーとシュークリームを買う。帰って水とコーヒーを飲んで寝た。

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2019.5.1

朝イチで鍼灸院に行った。今回は朝パンを食べてから揉まれたので寒くてつらいこともなかった。前半新しい人に揉んでもらった。鍼灸師っぽい落ち着いた人だった。院長はスポーツインストラクターっぽいというか研究者っぽいというか肉体のメンテナンスに厳しい感じがする。それはそれでどっちもおもしろい。少し立川をうろついて帰りにロージナに寄った。グラタンとコーヒーとプリンを食べた。帰ると眠くて寝たんじゃなかっただろうか、数日前のことなのでよく覚えていない。今日から5月なのですみちゃんの誕生日だ。すみちゃんは10才おめでとう、ありがとう。本当の誕生日は多分4月の末なんだろうけど出会ったのが5月だから5月に祝う。10年も一緒にいてくれてうれしい、これからも一緒にいて欲しい。23:20の夜行バスで池袋から神戸に向かう。


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