2019.3.13 晴れ

夜中の3時に目が覚めた。いつの間にか眠っていて電気がついていて我にかえって電気を消してトイレに行って寝直す。今日は休みなので歯磨きも風呂も朝起きたときでいい。猫が騒いでいてふと目が覚めそうになるが寝る。7時ごろ起きる。カーテンの向こうが明るい。天気が良さそうだ。カーテンを開けて猫たちに朝食を出す。花粉症の薬を飲む。外に出れる格好を取り繕ってダンボールをゴミに出す。風呂に入って歯を磨く。ぼんやりとインターネットを見る。窓を開けて部屋に掃除機をかける。もとがベランダの手すりに飛び乗っていて驚く。

9時ごろ朝食を食べる。四枚切りのパンとベーコンと目玉焼き。目玉焼きを表面焼きにしたので黄身に火が通ってると思っていたら半熟だったので流れ出した黄身をベーコンですくって食べた。

腹もいい感じで髪の毛も乾いたので散歩に行く。大通りを駅の方に歩いて閉まっているアンティークショップを覗き込んだりする。ケーキ屋のショーウィンドウ、花屋を見る。本屋に行って観光のガイドブックの棚を見る。ガイドブックを読む気にならない。これを読んだ人が来るのかとか旅の中で不特定多数の人を相手に紹介された情報をたどるのが癪だとかなんだかそういう気持ちになる。多分行ったら楽しいんだろう。ただ、なんか気にくわない。本を二冊買った。大通りを通ったり大学を通り抜けたりして帰る。12時前に帰宅。梅酒のソーダ割を飲む。飲みながらパソコンで稲川淳二を流す。韮をきざんで挽き肉と塩コショウで混ぜて餃子の具を作る。すぐ包む気にならないので冷蔵庫に置いておく。梅ソーダを飲みながら買ってきた本を読む。やっぱり餃子を食べることにしてつつむ。全部の皮を使いきって半分くらい具が残った。残りの具をラップに包んで冷凍した。10個の餃子を焼く。ぼんやりしていたら焦がした。酢とラー油と花椒で食べる。泡盛のソーダ割りを飲む。焼きたての餃子は焦げていてもうまい。食べながらインターネットを見てしばらくしてからもう10個焼いて食べた。また焦がした。

ベッドがあると座れて便利だしスムーズに昼寝に移行できる。ので、なんとなくずるずると横になって寝ていた。15時すぎに起きた。目が痒い。目を洗うとましになる。休日のほうが花粉症がひどいのは散歩をしたり換気をしたりするから1日職場にいるよりも花粉に触れる量が多いんだろう。本を読んだり猫をかまったりする。YouTubeで音楽を流してコーヒーを飲む。いなくなったツイッターの人のことを考える。ツイッターでもブログでもなんでも書かれたものとそれを書いた人とは別物だと思っていて、アカウントがなくなるってことは人が一人いなくなったのと同じようなものだ。そのアカウントを運営していた人がどこか別のところでなにかを発表し続けてもそれは以前のアカウントとは違うものだ。でもどこかでなにかをしていてくれると思うと安心するしうれしい。別に何もしなくてもいいんだけど、そんなことはぜんぜん私の思い通りになるものじゃない。自分のアカウントで日々ツイートをしている内容は私であるけど編集されている私で未編集の私はツイッターの私とは同じ要素を持っていてもぜんぜん違うから、他の人もきっとそうだろうと思う。それぞれの編集方針によって表されたものを、さらに私が見るときは好きなところだけ適当に見ているはずで、それは全部のツイートやメンションを読んでいたとしても見たいものを見ている。生きてる人間は情報が多いし、実際に係わると自分の好きな咀嚼しやすい情報だけを取り出すわけにもいかなくなる。本の続きを読みながらYouTubeで音楽を流す。橋本治の本なのに割と読みやすいというか割と簡単に府に落ちて、自分としては珍しい。布団の上でぶんともとがくっついたり喧嘩したりしている。すみは私の膝の上にいる。そこそこいい休日だ。