日記

日記

2017.12.3 晴れ

7時半ごろ起きて猫たちに朝食を出して布団に戻る。眠くはない。スマホツイッターを眺める。布団の外が寒い。食後の猫たちが布団に入ってくる。みんな寒いのか。10時すぎに起きる。この時間になると明るくて暖かい、と思ったら暖房がついていた。しばらくぼんやりしてから目玉チーズトーストを食べる。食べると暑いので暖房を切る。外からの日差しも強いので十分暖かい。今週はほぼ毎日友人宅で飯を食い酒を飲み機嫌よく過ごした。人生の中でも珍しい日々だった。本名や所属や年齢などを知らない人といることに対して警戒心などがあったのだが、何度か会ってみるとそれらを知らなくても特に問題がないことが分かった。ここ数年で自分の所属が曖昧になっているせいで自己紹介に困る場面が何度かあったのでそういう部分を知らずに人付き合いするほうが楽になったのかもしれない。たまたま最近の出会いがよいものだっただけかもしれない。人との関係は経験にも左右されるがほとんど運ではないかと思う。これだけ人がいて自分が誰とどのように知り合うかなんてコントロール不可能だし、出会い方によっては人間関係を結ぶまでに至らない場合が多いだろう。などと考えながら猫のタンブラーを更新したりする。バイトのシフト連絡が来ないのでこのままバックレようかと思う。労働意欲は一瞬のきらめきで幻のように消えてしまう。が、貯金が減っていくだけの生活は精神衛生上よろしくないので新年からは何かしら金銭を得る活動を展開していければいいな、しないとな、めんどうだな、と思っている。宝くじでも買おうか。一週間ぶりにメールをチェックしていたらカードの引き落としができなかった連絡が入っていた。出かけるついでに残高を確認するがそれなりにあるので後で今月の明細を確認することにする。近所のベンガルカレー屋に行く。マトンとエビのカレーを食べる。バスマティライスがうまい。香り米というだけあってほんのり良いにおいがする。図書館で本を返して雑誌を少し読む。日曜なので席が空いていなくて長居できなかった。本を五冊借りる。京極夏彦の本は相変わらず分厚い。帰宅後カードの請求額を見ると三十万円強だったので引き落とせなくて当たり前だった。人生で最高額だ。払えるがぞっとする。バイトをバックレてる場合じゃない。ハローワークに行こう。バイト先に連絡を入れて明日のシフトの入ることにする。金は使うと減る。ショックを受けていたら同居人が哀れに思ったのかピザを注文してくれた。ありがたいことだ。ブロッコリーと卵とジャガイモを茹でて副菜を作る。ジャガイモはつぶしてチーズと大量のバターと混ぜてブロッコリーにつけて食べた。ワインも飲んだ。労働から逃れたままでいたい。が、それをするための実力も覚悟もないので、せめて労働とのかかわりを必要最低限にとどめてのらくらやっていきたい。私は自分に降りかかる労働を基本的には憎んでいるし労働によって成り立つ社会のことも受け入れきれていない。労働をというか労働と金銭と生活の関係を受け入れられない。