日記

日記

2017.1.7 晴れ

久しぶりに夜更かしをした。と言っても2時過ぎには寝た。ストーブがあると布団に入らない時間が増える。その時間で晩酌をしてインターネットを見ていた。日付が変わる前に友人が結婚することを聞き、いつものごとく祝う気持ちとさみしさが拮抗するような気分になる。友人の幸せ(というのも雑なまとめ方で結婚=幸せなのかはわからないしそういう硬直した考え方はつまらないというか飽きたというか本当にそう思ってるのか謎)を祝福するのも何回目がよくわからないくらいになって、毎回おんなじ気分になっているのに飽きた。自分は本当にさみしいのかよくわからない。友人の結婚をおめでたいと思っているのかもよくわからない。ただ、毎回同じ反応をマニュアルのように繰り返しているのではないか。友人がどんどん結婚していく独身女性の反応の定型(と、自分が思っているもの)を条件反射で繰り返すくらいしか反応の選択肢がないか考えられないだけなのかもしれない。毎回複雑な気分になるわりには結婚をしたいと思わない。自分の中に固定観念として結婚はある程度の年齢になったら自然に発生するイベントというのが刷り込まれていて、それは望むとか望まないに関わらず、それこそ、人間は誰でも死ぬのと同じくらい選択の余地のないことであるべきだと思っているから、それが発生しないことに、特に望んでもいないのに不安になるのではないか。自分という人間は自分自身の望みに対してとても鈍感な上に、自分の外から来たルールに対して従うかどうかは別として盲目的に正しいと思い込んでしまう癖がある。自分のやりたいことやできることややって来たことは大体自分の外のルールとそぐわないのでいつも「自分は正しくない」と感じる。そして、それを「そんな訳がない!」と突っぱねたり「正しさにこだわるのはやめよう」といなしながら生活している。そういうことをぼんやりと考えながら寝て7時過ぎに目が覚めた。外がものすごく寒くて息をすると鼻に入ってくる空気の冷たさに違和感を感じる。布団から出る気にならず猫の飯コールを無視してiPhoneを見る。8時過ぎに起き上がって猫に朝食を出す。めんどくさくてストーブはつけずに昨日の残りのお好み焼きを温め直して食べる。

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寒かったので朝日が入る玄関でダウンジャケット着て座り込んで食べた。鰹節とチーズとニラと白菜のお好み焼き。猫の食器が空になっていたので洗い物をする。コーヒーを入れて玄関に戻ってぼーっとしながら友人の結婚と自分の反応について考えて日記の冒頭部分を書き始める。玄関で猫を膝に乗せたり降ろしたりしてしばらくぼんやりと過ごす。足が痺れてきたので猫のトイレを掃除して外出できる服に着替える。12時前に家を出る。ホームセンターでキャットフードを買ってパン屋と喫茶店に行く。パン屋でしばらく立ち話をしてからパンを買い、喫茶店でホットレモンジンジャーを頼んで軽く近況報告をする。失敗したりんごパイをもらって食べて客が増えてきたので川によってから帰る。15時前だが山に囲まれているのですでに日がささず寒い。家に帰る頃にはすっかり体が冷えており、すぐにお茶を入れる。ストーブをつけて本を読む。明日の弁当用にと思い立って生姜としめじの炊き込みご飯を作る。18時前に猫に夕食を用意する。猫たちはごはんという単語を覚えていてごはんと言えば隣の部屋から駆けつけてくる。今日は缶詰を夕食とした。自分の夕食はストーブにフライパンを置いて買ったパンに卵とマヨネーズとチーズを混ぜたものを乗せて焼いたものとホワイトベルグ。19時過ぎくらいまでダラダラとストーブにあたるが寝転びたくなったのでストーブを消して布団に入る。猫が喧嘩をして走り回っている。少し本を読んだりインターネット見てたけどすぐに眠くなって20時過ぎには寝てしまったと思う。